永代供養墓、納骨堂に迷ったら

納骨と埋葬の違い？

納骨と埋葬はそれぞれ違います。

納骨とは、火葬したお骨を納めること

埋葬とは、遺体をそのままお墓に葬ること

現在では、お墓の納骨室や永代供養墓などに火葬した遺骨を納骨して埋葬が完了します。
　
火葬した遺骨はどのように納骨・埋葬されるのでしょうか？

 

１.一般のお墓

◯骨壺に入れて納骨
　桐箱、もしくは骨壺をそのままお墓の下の納骨室に納骨します。
◯遺骨を墓所に埋葬
　遺骨を骨壺から出して包み、そのまま土に埋葬します。

 

２.寺院の永代供養墓

◯骨壺のまま納骨

　屋内の共有の棚、もしくはスペースに、骨壺のまま安置します。　
◯合祀
　骨壺から出して、他の遺骨と一緒に、所定の墓所（土）に埋葬します。

 

３.納骨堂に保管

寺院の納骨堂や、民間霊園などの納骨施設で保管します。ロッカーのような形状の箱形のものや、仏壇の棚や、墓石の下などに。

 

４.散骨

自然葬と言って、海や山や島などに細かく粉砕加工した遺骨を散骨します。　最近では、宇宙葬などもあるようです。いずれも、所定の手続きが必要です。

 

５.樹木を植える

樹木葬といいます。これも自然葬の一種で、遺骨を骨壺には入れず、直接土に埋め、その上に、花木を植えます。

 

現代の納骨・埋葬方法は、多様化が進んでいます。